シニアライフ入口で戸惑う暮らし どうする?

60歳でキセキの正職員採用、定年が無いけどいつまで働くの?

日本の「うつわ」巡り

30年くらい前だろうか
先輩と明石にランチに出かけた帰りに
「ちょっと寄り道しない?」と先輩行きつけの住宅地にある焼き物ギャラリーに同行した


女優の篠ひろ子さん似のオーナーが美しく
趣深い器がオシャレに置かれている


こんな世界があったなんて…
大人の階段を一段上ったね



当時我が家にあったのは
超実用的なものかいただき物(記念品や引出物)、そして趣味で集めていたピーターラビットシリーズ


目から鱗であった


どれも一点物である
「家族全員同じ皿を使う必要はないのよ」とマダムに教えられ、清水の舞台から飛び降りた気分で気に入ったもの2枚購入


しかし、阪神淡路大震災で高価な器はほとんど割れてしまった
形あるものはいつかは壊れる


当座は生活するために安い実用的なものを使用していたが、生活が落ち着きだすとムクムクと収集癖がでてきた



(人間国宝金城次郎さんの娘さん宮城須寿美子さんの長皿)



旅行で訪れるたびに器を購入し始めたのだ


沖縄には年に1~2回旅行するたびに
やちむん焼きを連れて帰る


ぽってり分厚い焼き物、豪快な絵が描かれていることが多い
どこか心安らぐ雰囲気になる


最初はお土産に選び
我が家用に普段使いの湯呑・茶碗・小皿・小鉢と揃えていった



(中皿 普段使いの大きさ)



読谷村「やちむんの里」や那覇「壺屋やちむん通り」で購入


お店の方達と話をしながらあれやこれや選ぶのが楽しい
さんぴん茶をご馳走になったり、沖縄の親戚の家におじゃましたようだ



欲が出てだんだん大きな物を買い求めるようになる
重たいから宅急便で送っていただく


身軽になったら、また別のお店で購入
無限ループである
たぶん家中で50点くらいはある


さすがに増えすぎて少しメルカリでお譲りした
ファンが多いようで秒速で次の方の手に渡っていく
きっと可愛がってもらっていることだろう



(大皿 来客のときに使用)



器に魅かれていくと、次々と旅先で連れて帰ってくる 備前焼・九谷焼・萩焼・砥部焼…



最近のお気に入り「丹波立杭焼」
ここなら近いから日帰りで度々訪問できるんよ


早く器を巡る旅に出かけたいわ





よく見ると深皿ばかりで、日常使いできる平べったい大皿が少ないのに気が付いた


大皿すぎるものは、来客時しか使わんもんね





三宮の雑貨店でSaleで購入
アパレルのワールドのお店らしい


久々の洋皿、初めての青い皿


和ものを乗せても映えるんです
良い買い物ができました