シニアライフ入口で戸惑う暮らし どうする?

60歳でキセキの正職員採用、定年が無いけどいつまで働くの?

2年遅れの還暦祝いで年月の経過を実感

「還暦祝い」しようと昨年から言われ続けられ、逃げようがなく観念して会うこととなった


友達と私が2年前に還暦、そして3歳年下の友人、接待するのが70代の爺ちゃん



暇なのでとにかく遊んでほしいようだ
それも休日の昼間に
「ゆっくりしたいから」との希望


コースランチの後は植物園とか散策して
彼の自宅でティータイムを企てていたが丁重に断った
(女性3人、あのティタイムLINEには引いたわと)



彼は資産家一人息子

両親は他界してひとり暮らし
ずっと独身なので

軽く数億円は所持しているようだ
退職金は手つかずで

年金は月20万円以上あるそう


ヒマとカネはあるが寂しいらしい






参加した女性3人は以前から仲が良かった
みんな可愛かった(過去形?)
なので理由を付けて若い?女性と食事をしたいのだ


自分と同年代は嫌なようだ、これは昔からのこと
そっちの方が話し合うのにね



待ち合わせ場所から大盛り上がりの女性3人
「わぁ、いつから逢ってなかった?」と
何故か手を差し出すのよね



店はカジュアルな雰囲気だがコース料理は美味しかった
久しぶりなのでマシンガントーク炸裂


食事会は楽しいひとときだった






サ高住併設レストラン
最初、爺ちゃんが入居しているのかと思った


ご馳走さまでした



割と新しい施設で新築マンションのよう
義母のサ高住賃料等の倍以上で16~30万円するそうだ
それに共益費・生活支援費・食費(朝食別)で12万円、最も小さな部屋でもひとり30万近くかかる


日々の生活やっとの我が家にとっては夢のような場所






友達1人は同じ年バツイチ(20代で)後ずっと独身、もう1人はずっと独身


ふたりとも可愛いし結構モテていた



同じ年の友達は離婚後
実家で母と暮らしていたが震災で自宅が全壊し、都心から離れた工業団地の一角にある仮設住宅に住んでいた


早く仮設住宅から出たい一心でマンションを購入
母と妹家族(彼女もバツイチ)と暮らしていたが、妹家族はやがて近くに転居、お母さんも旅立って、ひとり暮らし歴は10年程のベテラン域に
生活にも慣れ、仕事はベテランだし、海外旅行に出かけたり楽しんでいるようだ



もう一人はお母さんと二人暮らしである
相変わらずチャライ生活
ネイルもまつ毛エクステもロングヘアもフル装備
来年還暦だが遠めに見たら40歳位に見える
キレイになる努力は惜しまない姿勢は見習いたい



今はみんな充実しているが近い将来の不安を抱えている
やがて一人になるよね、それはお互いさま




還暦祝いをいただきました



爺ちゃんが帰りに「また遊ぼう」と切り出してきた
そして「お嬢の家に行きたい」と
(お嬢とは昔私がオジサン達から呼ばれていた愛称)


ほんとに堪忍してほしい
悪い人ではないが家に招きたくない
お坊ちゃま育ちで世間からズレているのもイラつくし、ずっと同じ会社なのでそこの常識しか知らない



資産があるんだからさっきのサ高住に入居し
余生を楽しんでほしいんだけど
シャバに未練と言おうか自分と同世代以上とは暮らしたくないようだ