週末、義母に年末のご挨拶がてら
クリプレやお菓子、生活用品を届けに行った

挨拶もそこそこに
いつもより更に暗い顔で不満を言いだした
エアコンの風が枕元を直撃するらしい
寒がりなので寝るときもエアコン稼働

エアコンの羽を調整して
ベッドの向きを180℃回転
椅子の位置等を動かせてレイアウト変更
広く使いやすいようにした

急にご機嫌になった義母

ヘルパーさんをお手伝いさんだと勘違いしている
業務以外のことも何でもかんでもお願いする
そして希望通り動いてくれないと
「あの人は何もしてくれない人」と文句を言う
見知らぬ婆ちゃんの世話をしてくれているのに

恵まれた環境なのを分かっていない
何度も説明しても
ヘルパーさんの仕事の範囲を理解する気がない

そして思い出したように険しい顔
「今年は年賀状はいいからね、１枚も来なかったから」と
１枚も来なかったを連呼する

ここ数年、義母の代筆で年賀状を数枚書いている
94歳の友達、年賀状はとっくに卒業のはず
もしかしたら虹を渡っているかも
年賀状を出したのに来ないがよっぽど腹立たしかったようだ

義母の好物は牡蠣、食べさせてあげたいがノロが怖い

義母実家は裕福ではないが
卒業してから30歳前で結婚するまで
働かずに家で暮らせる環境だった

結婚後、社宅住まいで家賃もほとんどなく
義母が働かなくても暮らしていける

義父が亡くなり
「今がイチバン幸せ」と20年以上ひとり暮らし
残った女性は元気で長生きするの典型
今は義父の遺族年金でサ高住暮らし

年金も税金も納めたことがない
今までお金に苦労したことがないのだ
世代間格差も甚だしい、何とも幸せな人生だ

働いたことがないので苦労知らず
今まで誰かのために動くことはなかった

ヘルパーさんに感謝の気持ちをもってほしいわ

そうそう、介護保険の計算ミス
９万円ほど返ってくるそう
明細はずっと義母に渡していたらしいが
そんなものを興味が無いし見る訳がない
これからはチェックせねば