シニアライフ入口で戸惑う暮らし どうする?

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変わりゆく街並み

今の小さなマンションに引越して18年。
街並みはずいぶん変わってきた。


関西の地方都市、
私鉄2線とJRが徒歩圏と便利。


山と海が近く自然を肌で感じられる
街路樹や建ち並ぶ庭の緑が多く
のんびりとした風通しの良い街だ。


引越してき頃は駅までにお屋敷が数軒あったが
きっと相続税問題であろう
瀟洒な低層マンションに生まれ変わっていった。


小洒落た洋菓子店・専門店等は店を閉めて
塾やコンビニに変わっていく。


コンビニスイーツは価格の割に美味しいし
クリスマスケーキすらも最近は売れないそうだし
専門店は何かと経営が難しそうだ。


それにコロナが追い打ちをかけ
高齢の店主達が閉業していく。





なんとも味気ない街になってきた。


「昔は良かった」と言いだすと歳をとった証拠だが
昭和の頃は経済的に豊かではなかったが
街に人々に活気があったような気がする。


少額な買い物でも
少しでも安くとネットで延々と調べたり
無駄に時間を費やし
小さくクレームつけたり…
生活しづらい世の中になったもんだ。


もっと大らかに暮らしたい。


おっちゃん一人で切り盛りする
特別オシャレでもない地元フラワーショップ。


いつも花の育て方を教えてくださる。
良質の花苗ばかりなのですくすく成長する。
夕刻は蚊取り線香を腰につけて
水やりをしていてほのぼの癒されるお店だ。


物の受け渡しだけでない、心かよう商いをこのまま続けてほしい。