シニアライフ入口で戸惑う暮らし どうする?

60歳でキセキの正職員採用、定年が無いけどいつまで働くの?

定年後うつ…今あるところで咲こう

秋から週3~4回、朝2時間ほど働きだした相方
元勤務していたところの系列だし
前回の時ほど心に負担はないだろう


「どんな感じ?」と聞くと
「僕の存在は、いた方がいいかなぁという戦力」
まぁその方が気楽でいいやん


でも昼前に帰ってきてからが暇
半日ボーっとTVばっかり見ている
黄昏ているのだ



料理も最初の頃は本を見て
新しいメニューを作ってくれていたが
最近は同じものばかりでやる気がみえない
それも材料費が高い、先月は10万円を超えた



自分の音楽を誰かに聴いてもらいたいらしい
たしかに少しは歌が上手だが
人前で披露するレベルほどではでない
昔バンドをしていたのを聞きに行ったがねぇ
何故か上手いと自信だけはあるのがコワイ


YouTubeには乗り気だったがハードル高いので諦めた
いきなり動画は難しい


料理のblogを書いてみたらと言ったら
「う~ん」とあまり興味なさそう





彼は介護の仕事をしていた
最初から「志」を持って取り組んでいたのではない
何のスキルもないので転職を繰り返す
ついに40歳を超えたらどこも雇ってくれない
3年程プータロー生活


私が介護の仕事をススメた
最初は「無理!」と思ったらしいが
これ以上迷惑をかけたらいけないと思い頑張ったそうだ



肉体労働・精神的にもキツイ、65歳で解雇され
やれやれしんどい仕事とオサラバ自由になれる


よくある定年後うつ


何もすることがない
このまま年老いていくのかと思う焦燥感
しかしプライドは高い、爺さんと思われたくないようだ




たしか、「今ある場所で咲く」と言う本があった
今あるところ=居場所
自ら咲く努力を忘れてはダメよ


ここでの「咲く」という意味は
仕方ないと諦めるのではなく、笑顔で生き、周囲の人々も幸せにすることである


暗い不景気な顔をして周りをどよーんとさせる相方
いつも嫌だったら逃げて不満を言うばかり
今あるところで咲いてほしい