シニアライフ入口で戸惑う暮らし どうする?

60歳でキセキの正職員採用、定年が無いけどいつまで働くの?

新しい職場への準備で慌てふためく

もみ手で相方は私の帰宅を歓迎してくれた


こういう時はロクなことはない
以前も「お金貸して」だ(掘り出し物ギターを買いたい)
今回は事務処理の手伝い



新しい職場で打ち合わせがあり、軽い気持ちで出かけた
シッカリとした組織のようで
短時間パートながら入社時必要書類をいろいろ渡されてきた


もうネームプレートまで準備され持って帰ってきた



突然、相方は「いつ保険証できるの?」と
雇入時に健康診断を受けるのに必要だと思ったらしい
本当に何も知らない奴
病気でないので自費だということを教えた


「いくらくらいするの?」と費用は会社負担
「10,000円くらいだと思う」
「よかった、何万円もしたら立替えられへんもん」
第一関門突破で安心したようだ、早急に予約するように伝えた





こちらから持参する書類もたくさんある


「マイナカードで住民票はコンビニでとれるよね」と相方
しかしコンビニコピー機すら使えないで
外国人スタッフに教えてもらうレベルなので到底無理
車で5分の区役所に出かけるそうだ



住宅手当の「賃貸借契約書」コピーが必要だと書いていた
相方は「うちはローン明細見せたらいいんかな?」と
「短時間パートで住宅手当は出ないよ、先方はどう言ったの?」と
聞くと「う~ん覚えていない」と


書類をよく見ると持ち家の場合は「謄本」が必要なようだ
相方は「区役所で一緒にもらってくる」と
それは「法務局」
いちおう法学部出身だが「謄本」の意味も知らない




その他ひととおり彼の疑問が解決された
理解できた項目にはマーカーペンを付けていた


書類の説明を受けていたときに
嫌な汗が出てきて不安になったのを感じ取った担当者が
「ご自宅でゆっくり考えてください」と
担当の方も大丈夫かしら?と思っただろう



書類が心配で昼ごはん食べられなかったと言いながら
落ち着いた今は2本目のビールを開けている


私が甘やかせて代わりに事務手続をしているから
何も知らない・出来ない人になってしまった


今年からいろいろ経験させてあげよう