高齢者を食い物にしてはなりませぬ!
ようやく売却できた義母の家は片田舎にあった。
昔から相方の実家に行くのは気が進まなかった。
古く暗く狭い家で、いまどきポットントイレで
2Fへは天守閣に登るような狭い急階段。
「陰」の気が移りそうであった。
それがやっと下水道化となった。
倹約家義父が亡くなって、念願の義母は家計費使い放題である。
義母好みのピンク花柄のクロスに張り替え。
トイレはタンクレスでオール自動式の最先端。
いくら何でもここまで奮発しなくてもねと思った。
ボロボロの家には不釣り合いである。
「ご近所はみんなこれですよ」と言われたそう。
元社宅なので、義母にとっては人並みに右に倣えとなったよう。
そして、外に置いていた洗濯機を室内に入れるよう2畳ほど増築。
隣との境界ギリギリで建築基準法違反も甚だしい。
義母にとっては法律なんか関係ないしね。
その価格はトータルで300万円程。
自由にできるお金があるといっても声をかけてほしかった。
高齢者だから食い物にされている。
おまけに増築部分少し傾いている欠陥工事だ。
そんな業者は許せないと思ったら倒産したようだ。
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