日本のハロウィン? 地蔵盆
毎年8月23・24日に行われる、子供の無病息災を願ったお祭り“地蔵盆”。
ふだんは控えめな町のお地蔵さんが、洗い清められ新しい前掛けをかけ、周辺をキレイに提灯などで飾られて、たくさんのお供え物が集まります。
縁日・盆踊りもある一大イベントが二日間。
それも子供主体のお祭りでして、子供が超盛り上がる真夏の行事。
盛り上がる最大の理由は、おさがりとしてお菓子をたくさんいただけること。
神戸の下町育ちでございます。
数多く商店街がある、活気のある町で育ちました。
住民からだけでなく商店からのお供えの量がすごくて、いくつかのお地蔵さんをお参りすると、抱えきれないほどお菓子をいただけます。家に戻れば最寄のお地蔵さんからもおさがりが届いている。
子供の笑顔がはじけパラダイスのような日。
しかし、地蔵盆が終わると少し涼しい風が吹き、手を付けていない夏休みの宿題のことが脳裏をかすめだす、楽しさの次は現実に引き戻される夏の終わりの風物詩。
お菓子を子供がいただける=ハロウィンより前から日本であるイベントですが、どうやら関西エリアだけのものらしい。それも先ほどネットニュースで知りました。
今年は、そんな地蔵盆もコロナ禍で中止。
今こそ、無病息災を願いたいのにね。
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