街の桜は七部咲きになってきた
もう少しで満開を迎える頃が好きな季節
桜に気を取られていたら
あちこちで春の香りが漂ってきている

今の会社は定年制は無い
出来るだけ永く働いてほしいと言われている

数年後に会社が合併するかもしれない
そのときはひとり事務から二人体制に
なら、フルタイムでなくパートになるかも

その方がいいけどね

友達と久しぶりに会ったとき
「いつまで働くの？私は60歳で辞めたよ」と

彼女はメーカーでインテリアコーディネーターをしていたが結婚で退職
しばらく経ち再婚してバイト的に仕事を再開していた
１軒コーディネイトしたら〇〇万円みたいな仕事

仕事を再開するとき一緒に家電量販店へ
家庭でA3がプリントアウトできるプリンターを探しに行った

打合せは展示場のある琵琶湖近くまで出かける
せっかくの遠出、周辺の観光地は行きつくしたそうだ

「今日はキャンセル」と突然施主から連絡があって激オコのときもあった
時間と交通費返せと！（往復４時間少し、交通費数千円自腹）

家を建てる世代はだいたい30～40代
ちょっと感覚が合わなくなってきたようだ

昔は建売住宅とか数プランのなか選ぶみたいな感じだったが
今は小さな家でもほとんどオーダーメイド
「一生に１回、後悔しない家づくり」を求めすぎて必死過ぎるそう
そんなお客の相手は疲れるよね

彼女が提案しているときにスマホで検索して
「あーだ、こーだ」と言うらしい
もう潮時だ、この仕事は出来ないとその施主を最後にしようと思ったと

彼女は５歳年下の配偶者がまだ10年位働くから
生活費の心配はないからね

幸い今の仕事はそんな輩と接することがないので
ストレスはない、さていつまで働くかだ