関西からサヨウナラ、そごう
神戸三宮駅前にあった“そごう”
子供の頃から、デパートといえば、そごう。
それが昨秋、看板は阪急となりました。
名前が変わってから1年近く経ちますが、いまだに“そごう”のデパ地下で買ってきたという話になります。
神戸の西端にある“西神そごう”は今月末で幕を閉じます。
これで関西エリアのそごうは全て無くなります。
ちょうど西神そごうオープン前に、西神ニュータウンへ引っ越し。
そごうがオープンしたときは、言葉では表せないくらい街は高揚していました。
そのあと、阪神淡路大震災。
震災当日はたまたまそごう定休日でしたが、翌日正午から1F食料品売場のみオープン。
並びましたよ、たぶん1時間以上かな。
そごうに納品するトラックが目の前を通ったとき、並んでいる人みんなで拍手で出迎えたものです。
入店すると、たぶん1日でほとんど商品がなくなってしまうような雰囲気。普段は購入しないような高級お菓子までも、「こんな上等なお菓子は次はいつ食べられるか分からない」ってことで飛ぶように売れていました。上階のDCブランドショップのお姉さん達が、特設ワゴンでバナナなどを販売していたんですよ。
オリックス日本シリーズのチケット販売でも並びました。
神戸に密着しているデパート。
令和になって閉店するとなると寂しくなります。
デパートは時代にそぐわなくなったんでしょうかね。
サヨウナラ、ありがとう、そごう。
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