シニアライフ入口で戸惑う暮らし どうする?

60歳でキセキの正職員採用、定年が無いけどいつまで働くの?

声だけはカワイイ

私は60歳前ながら、声だけはカワイイ。
マラソン選手だった増田明美さんのような感じかしら。


何度となく転職しても、営業の方から外線電話をとると、一瞬沈黙があってから「Uraraさんですか?カワイイ声ですね~」と言われる。


異動した方からの電話も「いつ聞いてもいい声ですね」と枕詞となっている。





「申し訳ございません」の一言も、本当に申し訳ないという気持ちが心から発声されているらしい。よくふんぞり返って「申し訳ない」と言っている人、気持ちが乗っていないので、姿は見えなくても先方に分かってしまうようだ。


声は心の窓、気を付けなければならない。



人間何か取り柄があるもんだ。
留守電の声、イベント司会・スピーチ等仕事で任されることがある。
本格的に声を活かした仕事に就くようにアドバイスを受けたことも何度もあったが、今さら遅い。見た目のおばちゃんとのギャップがあり過ぎる。そして緊張感があり過ぎる仕事である。


今の仕事でカワイイ声を活かすことが一つある。
電話での問い合わせを伺った最後に、とびっきりの美声で「お大事になさってください。」と一言告げると、突然の優しい見舞いの声に感動し「ありがとうございます」と返してくださる声には感謝の気持ちが乗っている。


地道に生きてきて何か世間様に役に立つことが出来て、幸せである。