妙見温泉は霧島温泉の近く
かつては湯治場として賑わった温泉

天降川沿いに旅館が集まり
温泉街というほどの規模はないけど
川のせせらぎや緑深く自然が豊かなところ

「日本秘湯を守る会」

西日本在住なので周りに温泉地が多いけど
「秘湯」と言う感じのところは少ない
たぶん、東北とか長野あたりの山深いところに多いイメージ

過去に「日本秘湯を守る会」と提灯がぶら下がっていた
黒川温泉 旅館 山河に行きました

温泉街から少し離れたところにあってよいお宿でした
ここでも離れに宿泊
予算の許す限り温泉宿では離れに泊まりたいです

創業明治12年の「おりはし旅館」さんにお世話になりました

10,000坪の敷地に佇む13の露天風呂付き離れ客室
相方が静かなところでゆっくりしたいと希望なのでチョイス

まず受付で黒糖お菓子とおうすをいただく

そこから離れまで木々に囲まれた小道を通って案内
鹿児島弁の仲居さん、方言にほっこり

離れで和洋室

車は家の前に停めておけるので便利です

ここが離れ、とても静かでした

露天風呂と内風呂（共に源泉かけ流し）がある人気宿で
やっと土曜日泊が予約できました

昔からあるお風呂のようで茶色い石が温泉感が抜群です
川のせせらぎが心地よいBGM

お風呂の向こうは川だし
その向こうの道路まで距離がある
ちゃんと緑の木々がガードしてくれるので解放感抜群

露天では半身浴、温泉はほんとに温まります

離れの露天風呂と内風呂

宿には他に露天風呂とキズ湯があり
オススメのキズ湯にも入浴

ここは少しぬるめで
日帰り入浴の方で少々混雑していました

離れは小道から垣根があり専用庭を通る
まず普通の戸建てのような玄関に入り
10畳の和室とベッドルームがあってかなり広いです

作務衣があるので安心
浴衣では着崩れするからね

レストランのある本館は大正２年建築
個室でいただきます
鹿児島産の海の幸・山の幸を活かした懐石料理

箸置きは手作り、メッセージも

老舗旅館、みなさん真心のおもてなし

食事中に女将さんのご挨拶タイムがあります
桜島の話や台風に話に
地元の方はちょっとくらいの爆発では驚かないそうです

写真以外にもお料理はたくさん

ビールで喉を潤したら
薩摩ですから「芋焼酎」ですよね
九州は日本酒より焼酎率が断然高いエリア

まずはおススメの芋焼酎の前割をいただく
久しぶりの芋焼酎、独特の香りが酒欲を増します

そして芋焼酎３Mのひとつ「村尾」

なかなか他県ではいただけなプレミアム焼酎
こちらはロックで、爽やかな芋焼酎

いい夕げでした

17時30分からの夕食

食事が終わった19時過ぎでもまだ明るいのは鹿児島

地元新聞を朝配達していただけます、コンビニでは焼酎ハイボールが多い

部屋でナイター見ながら二次会をと思ったら
地上波で放送がない、関西なら必ずあるのに

BSでも放送はない、CSは映らない
関西以外の方はあまり野球を観ないのね

ほんとにゆっくりできるお宿でした

満室ですが他のゲストとは顔を合わせることがなかった
食事処で隣の声が聞こえるくらい

山里の温泉の理想的なタイプですね

朝温泉に入ったあとは散歩
歳を重ねると自然に朝が早くなる

たぶんアユ漁が解禁されたんでしょう
朝から釣り人が集まっています

朝ごはん、かつお節たっぷりの豆腐
旅に出たらどうしてこんなに食べられるんでしょうね

帰りは仲居さんが橋を渡っても手を振ってのお見送り
お世話になりました