たくさん作ったお節料理が余った

無理もない
89歳父、86歳母、妹57歳
そんなに昔みたいに食べられないのである

カズノコ類は肴として食べるが
大量に作ったお煮しめは…

リメイクして野菜カレーへ
筍・椎茸・金時人参が色鮮やかに

結婚当初お正月に相方の実家に行くことが苦痛だった

寒く狭くかび臭い家、トイレは水洗でない
お節料理が無い（歓迎されていないのかと思った）
義母が料理苦手だので一切お節料理は作らない
「ごめんなさいね、何もなくて…」と

延々と義父がつまらない話をし続ける
義母と相方はいつものことだから聞き流している
会話が弾むことはない

暗くしんみりしたお正月
相方が「お正月はキライ」だというのが分かった

そそくさと退散して、うちの実家に行く
飲めや食べやの大接待
トランプやゲームで遊んだり
観光がてら遠くの神社にお参りに行ったり
「ハレ」なお正月なのである

そんなお正月も
私の稼ぎがいい時代は年末年始、海外旅行に
相方の自営業が失敗したら
うちの両親が不憫に思ったのか
正月に蟹やフグを食べに旅行に連れて行ってくれた

そして現在は我が家でお正月に集まる
マンションだから暖かいからねと
ちゃっかり食材代以上いただいています

それだから張り切ってお節料理作る？いや買うのよね
来年はもう少し質にこだわろう