シニアライフ入口で戸惑う暮らし どうする?

60歳でキセキの正職員採用、定年が無いけどいつまで働くの?

遅れてやってきた「就職バブル」

桜の花びらがベランダに舞い降りる季節
反対の隣の庭ではもう藤棚が色づき始めている
ハナミズキはまだなのにね



相方親は息子が落ちこぼれていたのは分かっていた
しかし何が何でもどこでもいいから大学に行ってほしかった


願いが通じたのか奇跡的に入学できた


学ぶ意思など欠片もなく
授業をいつもボーっと受けていた
鉄道研究会や競馬で明け暮れる学生生活



そんな訳で成績が良いわけがない
これといったアピールポイントもない


就活は全滅だった
景気のいい時代だったが…


それでも何とか3月になって入社が決まった





結婚後、バブルだからすぐ転職できると高を括り退職
しかしそんな人はどこも要らんよね
再就職するもブラック会社にしか採用されない


転職を繰り返す日々


それも35歳を超えるとホントに就職できない
通算すれば3年程プー太郎生活だった
やっと就職できたのは私が勧めた介護分野



65歳で退職、パートで短時間で働こうとしたら
人生初の引く手あまた状態の「就職バブル」がきた


そりゃ、最低賃金で資格あり経験者ということなら
どこも欲しい人材である



ハローワークで登録したらアチコチから誘いがある
地元のディサービス送迎が何社も
入居一時金2億円の超高級老人ホームのドライバーとかもある


介護業界は本当に人手不足である