道路を渡れない老人たち
クルマで須磨の方へ向かって走っていた
片側3車線の広い道路で信号待ち
前方3台くらい前に横断中の高齢者二人がいる
若い方のお婆ちゃんが、虐待か!と思うほどの勢いで片腕を引っ張って歩いている
横断歩道1/3位のところで赤信号に
みんな優しいから渡り終わるまでジッと待つ
まるでカルガモ親子みたいよ
一部始終を見ていた相方
「あの婆さん達、信号が変わってしばらくしてから渡りだした。無理せずに次の信号にしようと思わんのかね」と
中央分離帯で待っていればいいと思うが
その機転も利かないのであろう
以前にお爺ちゃんが一人
ヨレヨレで必死で横断歩道を歩いていたのを見た
都会に住む高齢者は生きにくいな
シンガポールは恐ろしく歩行者側の青信号時間が短かった
車優先・平均年齢が若いかららしい
そういや繁華街に高齢者の方々はほとんどいなかった
「道路を渡れない老人たち」と言う本が書店にあった
青信号でも横断歩道を渡り切れない現実
一生懸命歩いているが、大きな横断歩道は渡り切れない
現実を目の当たりにした
本は現実なんだ
そしてもっと現実
父がワクチン接種4回目、ファイザーの予約がとれないので
私の主治医にお願いして接種
自宅から歩いて2分程、大きな交差点を渡る
父は杖をつきながら一生懸命渡る
寄り添う人がいない高齢者、都会の一人暮らしはキビシイ
少し田舎で暮らす方が高齢者にとっては住みやすいかもしれない
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