シニアライフ入口で戸惑う暮らし どうする?

60歳でキセキの正職員採用、定年が無いけどいつまで働くの?

有馬温泉ランチ

秀吉さんも好きだった有馬温泉
日本三古泉の一つ、都心から近い有名温泉
路地のような道がクネクネしていて
古い温泉街らしい風情がある


なので料金がとても 高い


日帰りは度々訪れたが
泊まったことはないのよね


もちろん今回も日帰り
近いけど遠くに来た感はあります
小雨の中、温泉街は行き交う人で賑わう





老舗「中の坊 瑞苑」
ちょうど温泉街の入口にある


有馬温泉には「坊」とつく名の旅館が多い
洪水で壊滅した有馬温泉を1191年に僧が復興し12の坊を営んだことから由来するそうです


さすがに予約の時から安定の接客対応でした
13歳未満は利用できない大人のお宿



車を降りるとすぐに傘をさしていただける
エントランスは否が応でも
格式の高さを感じさせずにはいられない






ゆったりとした半個室で
お弁当「雅」をいただきました


とても細やかな細工が施されている豪華なお弁当



ここで父が私に
「今日は良い服着てるね」と
一応老舗旅館なのでエレガントな服


よく気付いてくれたというか
相方はそんなことは全く関心なしだもんね





両親・妹は「うな重膳」
90歳で鰻、元気です


とても柔らかく、特有の臭いもない鰻
器は小さいけどぎっしり入っていました


お弁当にも小さな鰻が
ホント美味しかった





お弁当は天ぷら盛り合わせも付いています



お味・接客もお店の雰囲気もいいのよね
お箸を落としたらすぐに飛んできて新しいものと交換
父がトイレに立てば自動ドアを開けたままで待機


飲食業は人手不足らしいけど
十二分なほどの人の配置で優雅なランチ





帰りに妹から
「GWは家庭菜園作業が待っているよ」と

初めて席を譲られた

野球観戦に相方と総合運動公園へ


陸上競技場ではリレーカーニバルがあり
駅前にはキッチンカーが出店していて賑わっている



駅横のコンビニは
まるで学校内みたいに学生ばかり
若い人達が集まると平均気温が上がるような熱気
日頃、周りは中高年ばかりだもんね


とても新鮮な雰囲気





屋外で数時間過ごしてリフレッシュ
相方も義母が入院して落ち込んでいたから
良い気分転換になった


ちょっと疲れたし帰りは座りたいなと思っていたら
席はひとつだけ空いていたが
空席の両隣が大柄な方で窮屈そうなので遠慮した



吊皮を持って立っていたら
相方の前の男子中学生が席を譲ってくれた
少し戸惑いながら相方は好意に甘えることにしたら
その隣の中学生が続いて私に席を譲ってくれた


ついに席を譲られる年齢になった
24歳で結婚したから中学生は孫の年齢になるのね
すごい戸惑いながらも「ありがとう」と言って着席した



まわりを見回すと中高校生から20代ばかりだ
どう見ても私達シニアだよね


いつも譲る側なのに違和感ありあり




アウトドア帰りは焼肉、食欲は中高校生並み



部活帰りで疲れていただろうけど
心優しい中学生


日本は心優しい人が育つ国になってほしい

コンプレックス抱くこと

松田聖子さん
中央大学法学部通信課程4年で卒業した
アッパレです


通信教育課程で卒業できるのは入学者の20%強
4年間でストレートに卒業できるのは7~8%
レベルは通学課程と同等で質の高いレポートの提出を求められる
教官との対面授業の際は変装して通ったそう


在学中、お嬢さんのこともあったし
芸能界に身を置いて多忙なのに
心から卒業おめでとうと言いたい



彼女は同い年
良きにつけ悪しきにつけオピニオンリーダーだ
誰もが知っているトップアイドルで学生時代から多忙
高卒で大学生活に憧れがあったそう





私も高卒、コンプレックスがある


派遣で働いるとみんな短大卒以上だ
高卒の方に会ったことがない
四大卒元総合職と思われているが
高卒なのだ



成績は「虎に翼」じゃないけど子供の頃は学校で2番
勉強は自発的にしないが進学校に通っていた


我が家は経済的に余裕がないような雰囲気つくりを
母親が懸命に醸し出していた
教育費にお金をかけたくないみたい
小中高校と自宅からすべてラクラク徒歩圏内
交通費も必要ない


高校は制服が無く大学のような自由な雰囲気
でも行きたかったな
聖子さんや虎に翼のようなバイタリティ欠如している
シニア入口で重い腰を上げられないものか