旅の終わりは二十四の瞳映画村
昭和世代の方ならご存じでしょう
壷井栄さんの名作「二十四の瞳」
小豆島が舞台の小説
母が若かりし頃に観に行ったのは
高峰秀子さんが大石先生の役の映画
自転車で颯爽と赴任してきた
母は自転車に乗るのが夢だったと言うが
運動神経だけは抜群の母
どうして乗ろうとしなかったのだろう
田中裕子さん主演時のオープンセットが映画村に

卒業旅行で10名程で訪れたときは
映画村はまだなく
その当時は手前にあった「岬の分教場」だった
途中の飲食店で昼食をとって
高校生10名グループだから珍しいようで
店の方がとても親切にしていただいた
バスがなかなか無いのを気の毒に思い
近所の若い衆に呼び掛けて
車3台で港まで送ってもらった思い出
小豆島の方はとても優しい
この娘さん達はもうすぐ別嬪さんになるよと
(そのときははあか抜けてなかったのね)
店の裏手はプライベートビーチっぽい海岸だった
夏には海水浴のおいでと
そのお店は…残念ながら廃墟になっていた

映画村に入村し
木造家屋街並みセットのなかを歩く
もちろん道は舗装されていない
昭和だからね
筒形赤いポストは健在
海の近くなのでいい感じに錆びている

木造二階建て見晴らしの展望室に上って
映画村を眺める
昭和の高さはこのくらい、穏やかな高さだ
暖かく気持ちいい海風が優しい

洗濯物は着物
戦前はまだ着物主流だったのね
もうすぐ海岸だ

映画のメイン「岬の分教場」セット
当時の面影が残っている木造校舎
両親は秘境と言われる山村出身
出身小学校を訪ねたときはもちろん木造
同じ木造校舎も海辺にあると違った感じに

目の前は海
キラキラ光って小春日和
昭和初期の海も変わらな景色だったよね
校舎の窓は開けっぱなしでも
暖かく気持ちよい風に包まれる

中に入った頃ちょうど20名位のグループ客と一緒になった
静かな分教場が賑やかになる
皆昭和世代、懐かしそうに話をしたり
小さな椅子に腰かけたり

そのなかであたりの視線を全く気にせず
堂々と大石先生になりきる母
大きな声で出席を読み上げていた(笑)
大物過ぎる…

隣の職員室
ノートに訪れたことを署名した
父の名前もね
ずっと来たかったもんね、一緒だよ

その隣は、木下恵介ワールド
昔の俳優さんは皆さん美男美女ばかり
今は大御所と言われている人はイケメンだったのよね

加賀まりこさんの可愛いこと
母が久我美子さんを指さして
「uraraは子供の頃、似てたね」と
すみません、今は太って全く似てませんけど
ここで木下恵介のごとく写真撮影集中する
今回もフォトアルバム作成しなければね

懐かしのホーロー看板
今は社名が変わったりとか
まだまだ成長し続ける企業になったりとか

地元の名門、マルキン醬油
存在感あります
隣のコスモス畑は夏にはヒマワリに

オリーブ苗を買って帰るの忘れたね
予定箇所は全て訪問
ホウキに乗って魔女の修行をしたし
みかん狩りで重い程みかんを収穫
寒霞渓とオススメ展望台で紅葉を満喫
翌日はエンジェルロード
醤の郷で買い物を楽しむ
二十四の瞳映画村で大石先生になる…
と盛りだくさんの行程
申し分ない穏やかな気候で楽しめた
1日10,000歩以上元気に歩いた母
疲れてホテルでも帰ってからもよく眠れたそう
また、一緒に旅行に行けたらいいね
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