シニアライフ入口で戸惑う暮らし どうする?

60歳でキセキの正職員採用、定年が無いけどいつまで働くの?

相方にキーボード入力を教える

相方は勉強が苦手
手っ取り早く言うと地頭が悪い


地元底辺高校でも毎回追試を受けていたそうだ
60歳を超えても勉強ができない夢でうなされる



彼がまだ会社勤めであった20数年前の頃
PC出来なくてもギリOKだったと言っている時代
いやぁ、そんことはないだろう…


自営そして介護の仕事を始めてから
PCはほとんど触っていない



パソコン・スマホのできない中高年の見本である



ついにヤル気がでてきたようだ
どうやらネットサーフィンしたいようだ


その前に基本が出来てないようである
まずは ローマ字入力が出来ない


PC導入初期頃、おっちゃん達がワーワー言ってたのを思い出す



「きゃ きゅ きょ」とか「ぁぃぅぇぉ」とか
「ヴァイオレット」とか入力できないそう


そういうフレーズが出てきたときはどうするの?と聞くと、よく似た別の語彙に置き換えていたらしい、永く生きてきたら回避能力だけは発達している


まるでギターコードで「F」の壁のとき省略コードに置き換えたのと同じ



授業料として作ってくれたランチ



けっこう教えるのが得意な私
電源の入れ方から親切に教えてあげた


相方は紙に五十音を書き並べ、その下にローマ字を書く表を作っていた
あぁ~、やはりおバカさん、そんなん書く必要ないのに



優しくコツを教えてあげた、表が無意味だったのが分かったようだ


そして小さな文字「っ」とかは
「L」のあとに文字を入力すれば小さくなるよ、「L」は「Little」だからねと教えると、まるで天下を取ったようにはしゃいでいた


これで何でも対応できる!



そうそう昔、PCにシールを貼っていたおじさんがいたわと話し出すと、これは僕のパソコンだから後でシール貼ろうっと嬉しそうである


一時間ほどの授業、とても疲れたと
「また来週、お願いね」と私のお下がりPCを自室に持ち帰っていった


いつまで続くかね〜