シニアライフ入口で戸惑う暮らし どうする?

60歳でキセキの正職員採用、定年が無いけどいつまで働くの?

5度目の姫路城

姫路城天守閣には今まで縁が薄かった



1回目、小学校遠足で担任が迷子になり天守閣に登れなかった
(今、考えるとどうして迷子になるの?と思うところだが)


2回目、訪れたとき既に門は閉ざされていた
(入城は16時まで)


3回目、平成の大修理ですぐ横から天守閣が見れると勇んで行ったが、2時間以上待ちなので諦めて帰った


4回目、大修理後の夏休み3連休に出かけた、混雑を考えて遅い午後に出かけたが酷暑のなか1時間以上待ち、入城後もずっと行列エアコンはもちろんない、高齢者や子連れの方と続々と脱落者が出る、ちょっとしたサバイバルだった、難攻不落の姫路城





今回は5回目、まずは西ノ丸へ


ここから見る天守閣は景色がいい
団体客も時間の関係でほとんど来ないのでゆっくり見れます





千姫は家康の孫娘で秀吉の義娘というスーパーお姫様


彼女の超破格の持参金で建てられた西ノ丸です



戦国時代、姫は戦略の駒として使われた
7歳で秀頼と結婚し、18歳で落城した大阪城をあとに
戻るところ護衛していたイケメンに姫は一目惚れ


じいちゃん家康が不憫に思い結婚させて
莫大な持参金を持たせたそう





百間廊下、廊下には侍女たちの部屋が並びます


スーパーお姫様は幼い頃から晩年まで苦労が絶えなかったそう
姫路での年月が最も幸せだったそうです



(以前訪れたときはこの階段の麓まで行列でした)



いよいよ天守閣へ


数々の時代劇に出演している「菱の門」
ただいま工事中でござる





天守までの道は長く


重厚な塀・門、様々な仕掛けで守られています



(混雑時は階段を上る待機所でした)



世の中が落ち着いた頃に築城されたとはいえ
一度も敵に攻め込まれたことはなく
天災の被害もあまりなく、美しい状態で保存されている幸せなお城





大天守の最上階


これでもかと急な階段を登り切った景色です





姫路城の守護神「刑部神社」にお参りして天守をあとにします


それにしても立派なお城


屋根の漆喰が少し取れてきて真っ白過ぎることなく
いい感じの白さになってきました




歴代のしゃちほこ達


重機も何もない時代
人力だけでこのような大きなお城を造るなんてね






最後に播州皿屋敷で有名なお菊井戸へ


お菊さんはスパイだったみたいね
嫌な男に言い寄られて断って17日間折檻されて井戸に放り込まれる
そら、恨みたくもなるよ
井戸には落下防止金網が設けられています



姫路城は女性のエピソードが多いお城なのよね