シニアライフ入口で戸惑う暮らし どうする?

60歳でキセキの正職員採用、定年が無いけどいつまで働くの?

やっと終わった義母の引っ越し手続き

もうすぐ91歳になる義母


義父が亡くなってから20年位経過
「今がイチバン幸せ」と一人暮らしを謳歌していたが
さすがにご近所の方々がほとんど旅立ってしまって寂しくなり
突然引っ越したいと言い出した


無事、うちの近所にあるサ高住に昨夏引っ越すことができた


引越は昨年の真夏
汗かきかき相方とレンタカーを借りて終了
苦労した諸手続もなんとか完了した
(何度も相方は役所と義母にキレそうになったよう)


残している実家は
いつでも戻れるよう電気と水道はそのまま
それでも火災保険と固定資産税は必要だ
残しているだけで自然と出費が続くのよね


すっかり新居に馴染んで新しい友達もでき
元の家に戻る気はないようなので売却することにした


しかし売れるのだろうかという家だ
●郊外にあり駅からバス便
●築50年のマッチ箱のような小さな家
●道路は車1台やっと通れるような細い道


相談にいった不動産業者のF氏がよく頑張ってくれた
いくらでもいいとお願いしたら2日で業者をみつけてきた


しかしその後彼から連絡があるたび費用がかかることになった
●母への相続登記ができていない(これは知っていた)
●土地測量図面がない(探してもない)
●ボロボロだが軽量鉄骨造(取壊し費用が木造の1.5倍必要)
●マンホールの下は小さな井戸(埋める費用発生)
●前面道路が私道で所有者20軒から掘削承諾書をもらう必要性


この掘削承諾書を測量士に任せると100万円ほどだそう
(腰が抜けそうになった)
元々社宅の長屋を購入した家なので顔見知りさんはいる
近くに住む親戚にも手伝ってもらって何とかハンコをもらえた


「お母さん元気にしてる? たいへんやね」と
労いの言葉をかけてくれる方が多い
みなさん優しいねぇ


最後の難関は家の片づけ、なんと物が多いのでしょう
公民館関係の方に使えるものを持って行ってもらっても
まだまだ残るいろんなもの(OTTOの五月人形まであった)
ここでもF 氏ががんばってくれて
回収業者にガラクタ込みで片付けてもらえることになった


そんなこんなでやっと引き渡し
大きく肩の荷が下りた



12畳以上ある広く明るい部屋で義母は満足している


何よりも料理嫌いの義母
上げ膳据え膳の生活は幸せそうだ
それでも最近は「油物が多い、豚と鶏ばかりだ」と
文句を言っている、魚はコスト高だからね


今までサトウのレンチンご飯と
ご近所の方のお裾分け料理と出来合いもので
何も作っていなかったのに、贅沢を言えばキリがない


月一は回転寿司に連れて行っているが
新コロ以降3ケ月食べていないのが不満のようだ


散歩途中で買ったノンオイルドレッシング
いつもとは違った風味だ
取りあえずこれを持っていこうか