シニアライフ入口で戸惑う暮らし どうする?

60歳でキセキの正職員採用、定年が無いけどいつまで働くの?

そして3日続けて…

念願かなって県内№1の大病院へ父の受診。
知人の病院関係者に根回しも済ませた。
きっと上手くいくはずだ。


車で走っていると能天気な母が、「海がキレイね」とはしゃぎだす。
予約時間より60分近く前に到着。


初診受付へ、「今日は忙しいですよ」検査票を渡された。
広い院内を車椅子で駆け回ることとなった。
母は迷子になったら大変だとばかりに必死でついて歩く。



(治ったら好きな鰻を食べさせてあげたい)



いよいよ待ち望んだ内診。多くの人が待っている椅子に座ると、
なんと「1時間遅れ」「2時間遅れ」と書いている。
台風の日の特急サンダーバードか?


待つこと1時間半、呼ばれたのは13時だった。
お腹空いたのも忘れたころだ。



診察室では小熊のようなぽっちゃり系の優しそうな先生。
とても分かりやすい説明でいつも目を見て話してくれた。
家族みんなここで安心した。この人なら委ねられる。


カテーテルを含めて外科的手術ができるように、まず治療しましょうと緊急入院。
別室の処置室で、入院服にお着換えし点滴をつけられる父。


その間、入院前検査(だぶんPCR)や書類手続き(妹から書類担当と押し付けられる)
病名などの漢字は難しい、がWebでいろいろ勉強したので何とか書けた。






「ご家族の方、入院の方にご案内しますのでどうぞ」と
2時間程待たされて、看護師さんと一緒に歩き出す。


遠い、けっこう距離がある、着いた先は「救急病棟」だった。


てっきり、病室だと思ったのに。
ここで緊急処置をして、明日か明後日に病室の準備ができたら、一般病室かしら?


とにかく入院出来てよかった。
ベッドが空くまで待っていると大病院なので日数がかかり、病状も悪くなっていく。
治療プラス検査で一旦退院し、あとはハートチームで検討してもらう。


昨日の墓参り効果だろうか、良い方向に進んだ。


帰ってまた、Webで調べていたら、滋賀県在住の翻訳家さんが父と同じような体験をされたそうで公開されていた。さすが翻訳家、文章が上手くよく分った。