シニアライフ入口で戸惑う暮らし どうする?

60歳でキセキの正職員採用、定年が無いけどいつまで働くの?

健康で長生きするのがイチバンお得

義母は92歳である。
一度もろくに働いたことがない。


現在、広く明るくキレイなサ高住で
心優しいスタッフに囲まれてコロナ禍であっても平和に暮らしている。


週一は顔を出していたが、再びのコロナ禍で面会は出来ない。
そこが小さな不満らしい。


年の暮れに高級ソックスをクリスマスプレゼントに持って行ったら、
ふかふか気持ちいい肌触りでたいそう喜んでいた。
相方のソックス10足は購入できる価格ですもん。





大きな声では言えないが、義母は若いときから器量が芳しくない。
見た目が地味、性格も地味、でも気が強い。
活字は見るのもキライでお勉強大苦手。
相方とそのあたりはそっくりである。


で、モテるわけがなく縁談の話も全く無かったそう。
30歳前にしてやっと縁談話。


少し障害のある義父と小さな社宅で両親・弟妹と同居。
贅沢は言えない、やっと訪れた縁談だ。


大きめの町工場で真面目に勤めていた義父。
3回合併で町工場はグローバル企業になった。


義父がなくなって20数年。
その遺族年金で優しい方々に囲まれて暮らしている。
「今が一番幸せ」とよく言う義母。


若いときは不遇だったかもしれんが
結局、健康で長生きするのがイチバンお得で幸せなことだろう。