勘違いが分かってきた義母
義母はサ高住に入居したときに、10人くらいの方々に転居の手紙を書いたそうだ。
入居して1年経つが、私の両親以外に来訪者はいないとこぼしていた。
両親訪問時はとてもうれしそうにしていた義母。
年賀状は1通も届かなかったそう。
世間では年賀状を書く文化が少なくなり、ましてや90歳を超えると筆不精になるだろう。
最近ようやく、
「そうよね、入院したんじゃなくて引越だもんね…、みんな来てくれないよね」と、手紙を書けば、お見舞いのように次々と訪問してくれると思っていたようだ。
元の家から1時間以上かかり、90歳前後のお友達はわざわざ訪ねてこないだろう。
みなさん一人暮らしで自分自身の身の回りのことで精いっぱいだ。
サ高住で義母より若い入居者の方のお友達が、タクシーで訪ねてくるのを羨ましく見ているみたいだ。80代ならまだアクティブである。
義母自身、社交的でないので知人の施設やお見舞いに訪れたことがほとんどない。
不義理ばかりしていたことを鑑みて、さすがに納得してきたようだ。
引っ越すときは、お友達が数人選別を持って見送りに来てくれたやん。
あれが最後のご挨拶だったんよ。
だいじょうぶ、私達は顔を出すからね。
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