シニアライフ入口で戸惑う暮らし どうする?

60歳でキセキの正職員採用、定年が無いけどいつまで働くの?

近場で誰もがはじめての「湯村温泉」

最近年2回ほど実家と旅行に出かけている
みんな高齢になってきていると
誰かが長寿のお祝いとか結婚〇十周年とか


父は最近特に
「元気なうちに旅行に行きたい」感じで
気前よく費用を出してくれる



1泊2日での旅先は

誰もが何回も訪れている場所ばかり
城崎温泉とかは各々10回くらい行ったよね


訪れていない近場の温泉があった
夢千代日記の舞台となった「湯村温泉」





今回はワゴン車を借りたので

長距離でも乗り心地は抜群で快適だ
両親に会うたびに身体が小さくなっていく気がする
負担が少ない車にして良かった



まずは出石蕎麦でランチ、昨年訪れた「甚兵衛」
予約していたけど人気店で週末だし

少し待たされた





店先の鯉は今年も元気いっぱい


待っている人を楽しませてくれる





そこから「但馬牧場公園」や「道の駅」に立ち寄りながら、久しぶりに国道9号線を走る


日本海に海水浴に訪れたときに通った道


但馬方面への道の整備はスローだ
阪神間からコウノトリ空港までは繋がっているが
そこから先は時間がかかりそう





湯村温泉は「温泉の宿 ゆあむ」


温泉宿は春来川に沿って並んでいる





どうみても外観はお色直しをした古いホテル


少し駐車場入り口が分かりにくいが
宿のHPでの案内のとおりに進むと到着





お世話になった部屋は

今年2月にリニューアルした部屋と
同じフロアの露天風呂付き客室


少しずつ令和風に内装は変化を遂げているようだ


和洋室でリビングソファと畳スペースがある
大きな風呂がついているし高齢者でも安心





夕食は香住蟹宝箱付き懐石料理


香住蟹は5月末まで漁ができる
初夏でも新鮮な蟹がいただけるのはウレシイ





蟹には地酒がイチバン
地元の香住鶴、純米吟醸酒を冷酒で



10年ほど前の家族旅行で冷酒を3人で10本ほどいただいた
比較したら今は半分くらい
あのときのお会計の衝撃感は凄まじかった





夕食は懐石料理
どれもこれも手の込んだ料理

地元の山の幸・海の幸


すぐ隣がガラス張りの厨房で
温かいものは温かく美味しくいただける



5人なので個室感覚で
食事処の大きなスペースを利用させていただいた






スタッフはみなさん明るく感じが良い方ばかり
美味しい料理と会話とおもてなしが揃えば、何も言うことはない


こじんまりとした宿なので団体客はなく落ち着ける



部屋内露天風呂でいつでもゆっくりと
お馬や相撲・野球を観ながら過ごす温泉宿の休日





朝ごはんをいただいて、温泉街の散策


湯村温泉は「荒湯」と呼ばれる高温の温泉
湯量が多いので一般家庭も温泉だそうだ
贅沢だな~





天真爛漫な母は顔出しパネルに小走りで駆け寄る


夢千代日記の主人公吉永小百合さんの手形と比べてみる
「小百合さんの指は細いわぁ」と






三田佳子さんの「夢千代日記」を大阪に観に行ったと、思い出して語り始める母


その横に三田佳子さんの手形があった
もっと指が細長かった



念願の湯村温泉を訪れて満足そうである