バンカラな校風でした
「バンカラ」と聞いても今の若い方々は
全く言葉の意味が分からないかもしれません。
私の出身高校は元旧制中学ながら、制服無し校則もほぼ無しの自由な校風が人気の高校。
自宅から徒歩20分ってことで入学しました。
オールフリーなのは、高校ながら学生運動盛んで勝ち得た権利で、当時はテスト・通信簿までもなかったそう。
それをいいことに同級生は、「通信簿は無い」と親に伝えて字の上手な同級生に親のコメントを書かせていたんですよね。
入学早々、歓迎遠足という催しで裏山へハイキング。
大きな池のほとりで、上級生の応援団が学ラン着用で応援歌を高らかに歌う。
その歌は軍歌そのものなんです。
かなり引きました!
どうやら旧制中学時代の名残だとか。
サーファールック全盛時でチャラく通学するなかで、異彩を放つ先輩達。
「バンカラ」という言葉を初めて実感しました。
今でも伝統ある応援団を見ると、当時を懐かしく想い出します。
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